京都福祉サービス協会職員労働組合:主催
「第3回 高齢者ケア・フォーラム」開催要項
■日時:2月2日(土)9:30~12:00
■会場:キャンパスプラザ京都・5階第1講義室
(京都駅北口より西へ徒歩5分・ビックカメラ北側)
■テーマ:京都でよい死に方をしよう~地域ケアを通して考える~
■会の趣旨:人生で一つだけ確実なことがあります。死ぬことです。
ところが、私たちは、普段、“死”を遠ざけていませんでしょうか。
死を見つめることは、生きることを深めることにつながると言われます。
地域で“死”と“生”に寄り添っている人たちの話を聞きながら、「よい死に方」と、生と死を支える「ケア」について、一緒に考えます。
■シンポジウム発表報告
(1)高木はるみ(京都福祉サービス協会 小川事務所/主任介護支援専門員)
「本人・家族の思いに沿った看取りを支える」
(2)西尾希美重(訪問看護ステーション 虹/管理者/看護師)
「「最後まで家で暮らしたい」を支えます」
(3)荒金英樹(愛生会山科病院/消化器外科部長)
「京都での食支援の試み」
(4)浜渦辰二(大阪大学大学院文学研究科/臨床哲学/教授)
「よい死に方について考える」
■会費:300円(主催組合員無料)
■定員:289名(先着順。事前申込不要。どなたでも参加できます)
■主催:京都福祉サービス協会職員労働組合
■共催:〈ケア〉を考える会、大阪大学「ケアの臨床哲学」研究会、京都福祉サービス協会ホームヘルパー労働組合(京都ヘルパーネット)
■後援:京都福祉サービス協会、ナースネット研究会、患者のウェル・リビングを考える会、マイケアプラン研究会、京都ボランティア協会、きょうと介護保険にかかわる会、下京西部医師会、歯科医師会下京支部・南支部、下京南薬剤師会、リーガルサポート京都支部
■問い合わせ(フォーラム事務局):hureai29@yahoo.co.jp
■なぜ労働組合が < ケア・フォーラム > を開くのか
高齢者福祉介護の現場で働く私たちは、よりよい介護の従事者、ケアの担い手になりたいと思いながら現場に立っています。何よりも高齢者の笑顔や幸せに接することが私たちの願いです。日々のケアを通して、高齢者がよりよい生活を送ることができ、少しでも生きる張り合いが持てるよう支援したいと思っています。
一方で、その介護・ケアに対する思いが強ければ強いほど、私たちは、壁にぶつかったり悩んだりします。私たちの前には高齢者福祉介護の課題や問題が大きく立ちふさがっています。高齢者一人ひとりを前にして、苦悩し立ち往生することがあります。そんな時、学ぶことや、語り合うことの大切さを強く感じます。
私たち一人ひとりは弱い存在です。だからこそ、働く者が力を合わせて助け合うことで願いを実現させたいと「労働組合」に集まりました。私たちは、よりよい介護・ケアの仕事をするために、働きやすい労働環境と生活環境を求め、労働条件向上のために活動します。そして、学び語り合う会である<ケア・フォーラム>を開きます。