京都・千本丸太町のマンションの一室で「〈ケア〉を探求する会」の準備会を開いたのは2003年の暮れでした。あれから6年。いつしか「〈ケア〉を考える会」と名前が変わり、場所も二条駅に近いところへ移り、そして、私の頭には白いものが目立つようになりました。しかし、会のスタイルは一貫しています。学ぶこと、話すこと、聴くこと、食べること、飲むこと。会にはこのどれも欠かせません。ここで人がつながり、その中で私たちは明日からの力や元気を貰うのです。
この会が50回を迎えました。継続は力です。ここに、私たちの学んだ成果や思いを記念誌にまとめてみました。寄稿いただいた大阪大学臨床哲学の浜渦さん、桑原さん、ありがとうございました。お礼申し上げます。
読者の皆さまからご感想やご意見等をお寄せいただければ幸いです。
私たちは、今後も、〈ケア〉って何? と問い考え続けます。たぶん模範解答はありません。問うこと、考えること、集うことに意味があるのです。この輪が広がることを願ってやみません。
2010年2月14日
〈ケア〉を考える会 代表 林道也